あご(下顎)を上げ、前に突き出すクセがあります。これを下顎突出癖といいます。
俗に言う「アイーン」です。
また、直立した際にあごが上がり目線が上を向くような人、いわば「ふんぞり返った」ような姿勢の人もこれにあたります。
あごを上げると、推進力が働いて前方に誘導され、下顎前突・反対咬合になる場合が多いです。
直立した際に重心が足底の後ろ寄り、つまり踵(かかと)に体重がかかる様な状態でおなかが前に突き出ると「ふんぞり返った」ような姿勢になり、あごが上がります。
直立する際は重心を足底の中心付近、つまり足の指の付け根あたりに体重をかけるように立ち、背筋を伸ばし、おしりを後上方にやや突き上げるようにして、あごを軽く引くのが理想的です。
それから「アイーン」は止めましょう。